野菜:たまねぎ onion

麦の代作として昭和30年代に導入され、栽培面積が急速に伸び、50年には1,190haに達しました。
その後、栽培者の高齢化により栽培面積が減少しています。
主な産地は、観音寺市、三豊市、善通寺市、丸亀市等です。本県のたまねぎは「みがきたまねぎ」として全国でも高い評価を受け、5~7月の占有率は約1割を占め、11~3月にも「冷蔵たまねぎ」として数多くの市場に出回っています。
主要品種は七宝早生7号、アンサー、もみじ3号など早生から晩生まで地域に合った作型で栽培しています。

たまねぎはユリ科の2年生植物ですが、条件により1年目に早期抽苔を起こすことがあります。
原産地はインド、中央アジア等といわれ、わが国への導入は、明治4年北海道で試作されたのが最初で、大阪では明治18年に初めて栽培に成功しました。北海道では、イエローフローブダンバースが札幌黄となり、大阪では、イエローダンバースが泉州黄となって普及しました。

JA香川県取扱実績(令和3年度実績)

生産量 4,930t
生産者数 365戸
栽培面積 66ha

旬カレンダー

出回り時期最盛期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
   

県内産地マップ

観音寺市 三豊市 丸亀市 綾川町 高松市 三木町 さぬき市 東かがわ市 土庄町 小豆島町 豊島

選び方

ふっくらと丸みがあり、表面の皮がしっかり乾燥していてツヤがあるものを選びましょう。

保存方法

ネットに入れて吊るしたり、新聞紙で包んで風通しの良い冷暗所で保存しましょう。たまねぎは湿気に弱いのでカビが生えないように注意しましょう。