青ネギは県下全域で栽培されており、高齢者、女性を中心に周年栽培できる軽量品目として導入され、作付は年々増加しています。
近年は規模拡大も進み、大型専作農家も出現し、周年出荷体制にシフトしており、県内野菜の主要品目になっています。 出荷は京阪神市場中心に中国、四国等へ周年出荷しています。
出荷のピークは7~9月となっています。
ネギはユリ科に属する多年生草本で、原生地は中国の西部と推定されます。
冬期に生長を停止し、地上部が枯死して休眠する夏ネギ型(ヤグラネギ、加賀系)と、冬期に発育を続け休眠しない冬ネギ型(千住、九条系)のものがあり、品種作型分化の根本となっています。 1993年時点での登録品種数は173品種、その内22品種がF1になっています。
生産物の利用部位の形態によって根深ネギと葉ネギに大別され、葉ネギとしてヤグラネギ系と九条系が主として利用されます。
JA香川県取扱実績(令和3年度実績)
生産量 | 1,832t |
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生産者数 | 342戸 |
栽培面積 | 161ha |
旬カレンダー
出回り時期最盛期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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県内産地マップ
選び方
葉の緑色がきれいで、艶があり葉の先までピンとして、全体的に張りがあるものを選びましょう。
保存方法
水で湿らせた新聞紙でねぎを包み、その上からラップで包み冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。たくさんある場合は、小口切りや用途にあわせた切り方をして密封容器で冷凍保存しましょう。