JA香川県は、令和4年4月に高松市内にオープンした「讃岐おもちゃ美術館」と連携し、子どもたちに食と農を伝えるワークショップを始めました。令和4年6月22日が第1回で、親子26人に県産ミニトマトを紹介し、アイロンプリントを使ったランチバック作りを行いました。同JAが取り組むSDGsを踏まえた食農教育として、子どもたちに香川の農畜産物の魅力を伝承します。
ワークショップは、同美術館と共同で企画。来場する3歳以上の子どもたちを対象に毎月旬の品目を決めて、農産物にちなんだ木のおもちゃ作りなどの工作を行います。JA職員が講師となり、香川県の農業や農産物、JA事業などをボードで紹介し、工作では同美術館のスタッフと一緒に教えます。
同おもちゃ美術館は、認定NPO法人わははネットが運営し、子育て支援やさまざまな人の交流の場として香川の伝統文化や自然の魅力を伝える拠点となっています。
この日は、事前予約で満席となりました。参加した子どもたちは、ミニトマトに関するクイズに熱心に答え、目の前に並べたミニトマトをじっくり観察し、ランチバッグ作りを楽しみました。
毎月第4日曜日の午前と午後に開催し、募集は同美術館のホームページで行っています。
ワークショップで講師を務める同JA総合企画課の上原学さんは「次世代を担う子どもたちにJAや農業を知ってもらえるよう、おもちゃや工作を通じた楽しい企画を考えていきたい」と意気込みを話しました。
讃岐おもちゃ美術館と連携・子どもたちにワークショップで食と農を伝える
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