SDGsの取り組み

協同のちからでできること 防災キャンプを実施(かがわ協同組合連絡協議会)

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  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

 かがわ協同組合連絡協議会は令和5年11月18日、坂出市の宿泊型野外活動施設 「交流の里おうごし」で「協同のちからでできること ―防災キャンプ―」を行いました。同協議会を構成するJA香川中央会やJA香川県などの協同組合10団体から46人が参加。「避難所運営ゲーム(HUG)」を使った避難所の模擬体験や緊急時に使えるロープワークやテント設営などで防災意識を高めました。
 防災キャンプは、地域の課題として考えられる「災害への備え不足」の解決に向け、会員の防災意識向上と地域防災力向上を目的に行っています。昨年に続き2回目の開催となりました。
 この日参加者は、日本防災士会香川県支部の久保雅和相談役の指導でHUGを実施しました。HUGは、避難所運営を模擬体験できるカードゲームで、避難者の状況が書かれたカードを避難所の図面に適切に配置していきます。参加者はチームに分かれ、災害後、避難所に押し寄せる避難者の配置や避難所で起こり得るさまざまな出来事への対応について、メンバーで相談しながら避難所運営を考えました。
 また、防災食を試食した他、香川県キャンプ協会のメンバーから、テント設営や緊急時に使えるロープワークを学びました。
 参加者は「HUGでは、避難者200人の事情を考慮した配置を考えるのがとても難しかった。実際の避難所運営はもっと大変だと思うため、日頃から防災に関心を持ち、災害が発生した時に素早く対応できるようにしたい」と話しました。