最近の農業機械による死亡事故は、乗用型トラクターでの作業中のものが多くを占めています。
農業機械による農作業死亡事故事例
事例1
| 機種 | トラクター |
|---|---|
| 安全フレーム、キャブ | 無装着 |
傾斜畑を移動中にハンドル操作を誤り、トラクターが横転し、下敷きになり内臓圧迫死。
対策
傾斜地での作業に当たっては、機械の重心が不安定になり易いので、 ほ場の状態をよく確認するとともに運転操作も慎重に行う。また、安全フレーム等を装着する。
事例2
| 機種 | トラクター |
|---|---|
| 安全フレーム、キャブ | 安全フレーム装着 |
池のわきの田で次の畝に移動しようとバックしていたところ、 トラクター後部から池に落ち込み、右横転し下敷きになり胸を強く打って死亡。
対策
池や水路の横を通過する場合には境界がわかるように雑草などを刈り取っておくとともに、 作業の前には路肩の状態を確認しておく。
by 香川県・香川県農業協同組合中央会・香川県農業会議・香川県農機具商工業協同組合
香川県農業共済組合連合会・香川県農業機械士連絡協議会