SDGsの取り組み

協同のちからでできること―海の清掃活動2023―(かがわ協同組合連絡協議会)

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  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

 かがわ協同組合連絡協議会は令和5年5月27日、高松市の海岸で「協同のちからでできること―海の清掃活動―」を行いました。同協議会を構成するJA香川中央会やJA香川県などの県内の協同組合組織などから約60人が参加しました。SDGsの考え方を取り入れた社会貢献活動として、海ごみについて学ぶ講義を受け、海岸清掃を行いました。今回で3回目の開催となります。
 同協議会は、協同組合の価値や社会における役割を県民に認知してもらい、更に連携して協同組合活動を促進することを目的に2013年に設立。毎年、清掃活動や使用済み切手の回収運動などを行っています。
 参加者は、香川県海岸漂着物対策活動推進員の森田桂治さんを講師に迎え、「瀬戸内海の海ごみの現状と課題」を題目とした講義を受講。県内の海ごみの現状や野生生物への影響について説明を受けました。また、海岸で約30分かけてごみを分類、記録しながら拾い集めました。今回記録したごみの内容は、森田さんが環境NGOに送り、海ごみ問題解決に向けたさまざまな活動に役立てられます。
 海岸清掃を行った参加者は「ごみを拾うことは小さな行動だが、拾う人が増えることでとても大きな力になると感じた」と話しました。