監修 三野武子
(横井料理学院 院長)
材料(4人分)
ニンジン(大) | 1本(200g) |
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塩 | 小さじ1 |
ツナ(缶詰) | 小1缶 |
タマネギ | 100g |
マヨネーズ | 大さじ2~3 |
ピザソース | 適量 |
食パン(1斤6枚切り) | 4枚 |
溶けるチーズ | 70~80g |
塩・こしょう | 各少々 |
バター・きざみパセリ | 各適宜 |
作り方
- ニンジンは、4~5cmの長さに切り、せん切りにし、塩を振ってしばらくおき、しんなりとさせる。
- ツナは油を切って、粗くほぐす。タマネギは、みじん切りにして、水にさらし、よく水気を切る。
- ボウルによく水気を絞ったニンジンとツナ、タマネギを入れて混ぜ、マヨネーズを入れて塩・ こしょうで調味する。
- 食パンにバターを薄く塗り、ピザソースも塗り、(3)の1/4量を平らにのせて、溶けるチーズをかける。200度のオーブン(またはオーブントースター)に入れて、こんがりと焼き色 がつくまで焼く。皿に盛って、ピーラーでリボン状にしたニンジンときざみパセリやかいわれ菜を飾る。
料理のポイント
子どもの大好きなメニューに、
ニンジンをたっぷり混ぜ込んで。
ベータカロテンの宝庫であるニンジンには、東洋種と西洋種があります。現在、1年中出回っていて私たちがよく目に(口に)するのは、オレンジ色の西洋種です。
一方、東洋種の代表は、香川県の特産野菜でもある金時ニンジン。鮮やかな紅色はリコピンという色素で、ガンや老化を防ぐ働きをする抗酸化物質の一種です。こちらは10月~3月までが旬という季節限定野菜です。
葉の部分にも注目してみましょう。カリウムやカルシウム、ビタミンCが根の部分より豊富に含まれています。家庭菜園や産直などで新鮮な葉付きニンジンが手に入ったら、スープや汁の実などに利用すると良いでしょう。
保存は、水分がついていると傷みやすいので、乾いたままラップなどに包み冷蔵庫へ。1本全部を使わない場合は、傷みやすい先端の方から使うようにします。
ニンジンには、アスコルピナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています。サラダなどで生食する場合は、酢やレモン汁をかけることでビタミンCの損失を防げます。