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2年間に渡ってお届けしてきた「讃岐遺産シリーズ」最後を飾るのは、フクロウがやってくるお寺「大興寺」です。ここは、御本尊が弘法大師作の秘仏という真言宗のお寺。それなのに境内には天台宗のお堂がある珍しさ。かつて修行の道場として、天台宗と真言宗の僧坊が並んでいた名残なのだそうです。 まず山門で迎えてくれるのは、寺伝によると鎌倉時代の運慶作という仁王像。門をくぐった石段の傍らには、“弘法大師お手植え”という樹齢1200年のカヤとクスの大木がそびえます。この大クスの方に、毎年春になるとフクロウが巣を作り、ゴールデンウィークのころには、赤ちゃんフクロウのかわいい姿を見ることができます。フクロウは“不苦労”とも書く幸運の鳥。“不苦労”が巣を作り子どもが生まれる寺とは「縁起の良いことこの上なし」と、お遍路さんや参拝者の人気を集めています。 石段を登り詰めた正面の本堂前には、何本もの赤いロウソクが。これは「七日燈明」といって、願い事を書いて奉納すると7日間灯し祈願してくれるというもの。同じく本堂前には「三鈷松(さんこのまつ)」という葉が三つに分かれた松があり、おサイフに入れておくとお金が貯まるとか。 大興寺さんのもう一つの春の名物は、毎年4月第3日曜日(平成24年は15日)に行われる、近所の皆さんによるうどんのお接待。お揚げとヒャッカ(マンバ)が入ったうどんは、お遍路さんにも大好評。40回目を迎えるというこのお接待は、今年6月で102歳になる斉藤マサさんが中心になって続けてきたものだそうです。長生きの御利益にもあやかりたいものです。 |
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![]() ゴールデンウィークのころ、運がよければこんなかわいい赤ちゃんフクロウの姿を見ることができます
大興寺 〒768-0101 香川県三豊市山本町辻4209 TEL0875-63-2341 |
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